浄土門、禅門、方便、
昨日、会社帰りに、田町の仏教伝道協会に、英語で仏教を学ぶ会に初めて行ってみた。
ニュージーランド出身の男性の仏教研究者(親鸞仏教センター研究員)から、昨日は鈴木大雪の、十牛図の英語訳を学んだ。
鈴木大雪は、浄土門の慈悲と、禅門の智恵は、仏教思想の土台で、それは一体のものであるが、分かれて見えると
解説していることを知った。
よく住職から聴く法話と繋がって感じた。
浄土門(他力門)は母の優しさ、禅門(自力門)は父の厳しさ。
禅門で厳しく修行しても、最後の段階で、なかなかエゴが捨てられない時、浄土門(祈り)の道が、さらりと、導いてくれる。
浄土門で、熱く信仰して修行しても、最後の段階で神を捨てられない。その時、禅門がさらりと神を捨てさせてくれる。
道元禅師と親鸞上人の出会いを想う。
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