田端文士村記念館、芥川龍之介、
昨日、初めて、田端文士村記念館を訪ねた。
芥川龍之介が、幼い息子、比呂志と交わした会話を、思わずメモした。
僕は、ネズミとなって逃げるから。→ぢゃ、お父さんは猫になるから好い。→そうすりゃ、こっちは熊になってやる。→ぢゃ、虎になって追い掛けるぞ。→何だ虎なんぞ、ライオンになりぁ何でもないや。→ぢゃ、お父さんは龍になってライオンを食ってやる。→(少し困った顔をして、突然)僕は、スサノウノ尊になって退治してやるから。
親子の会話が、思わず、耳を立てたくなる。
私も幼い娘と交わした会話など想い出した。
田端文士村記念館が想い出させてくれた人生の何でもないが、大切なシーン。
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