日給7000万円の怪、時給860万円の怪、名利の津波、
世間は、儲かるシステムを考えることに熱心な人達が多い中で、敢えて、目を覚まして貰いたいが故に、私は、儲からないシステムを考えることの大切さを説きたい。
某社は、副社長に2015年3月期の年俸に165億円を支払ったと云う報道があった。
年間労働日数を、240日と計算して1日当たり7000万円、8時間労働として1時間当たり860万円の報酬である。
社会貢献を歌いながら、会社経営がゲーム化し、人間を、こんなエキセントリックにしてしまうのである。世界に大勢の貧しい人々を放置しておいて、猥褻なほどの収入。そこに、安らぎがあるのだろうか?いつの間にかそのゲームに呑み込まれてしまっている。
衣食住程度の収入に満足し、寧ろ、社会に還元し、ゲームに流されず、儲からないシステムを作ることに、私は冷静な人格を見る。
その意味では、私は、過激な考えかも知れないと、自分に苦笑する。それでも、私の内面の声は、そう私を導く。
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