父子家庭の光景、
昨日の朝、通勤途上、駅までの小径に、小さなリュックを背負った4才くらいの女の子が道端の草に気をとられて、しゃがんでいて、まるで道草をしている子犬のような光景だった。周りに親らしい人は見当たらないから、不思議に想いながら、私は後ろを何度も振り向きながら通り越して行った。
すると、60メートル~70メートル先に、優しそうなお父さんが、その子の方を見ながら待っていた。その小さな驚きにほのぼのとした。
また、この数年間、朝、白楽駅から妙蓮寺まで一駅、よく見かけていた父親と一緒のランドセルの小さな女の子が、数日前の夕方の駅のホームで、ランドセル姿ではなく父親と駅で見かけた。もう背丈がお父さんの肩くらいまで伸びていたことに改めて感動した。
親子にとって私は知らない通行人だが、私は、よく頑張ったねと、親子を抱きしめたいほど愛しい光景だった。
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