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June 30, 2015

残さず全部食べてごめん、さつま芋のお粥、作文にくぎずけ、

先日、電車の中に、"くらしの友、心の手紙"の作文が広告に載っていた。

愛媛県、72才の男性の手紙が紹介してあった。 戦後復員して来た家族の貧しい暮らしを想い出して、亡き父親への手紙であった。

「さつま芋のお粥、残さず全部食べてごめんね。お父さん。当時、父さん達の食べ物は、子供達の食べ残しだったね。父さんは鍋の底をこすっていた。それなのに、腹一杯食べたか?と、妹と、私の頭をかわりばんこに撫でてくれたお父さん。

お父さんの23回忌の法要の時、兄からその当時のことを聴きました。

子供達を大事に育ててくれたお父さん、お母さん、いっぱい、いっぱい、ありがとう。 」

・・・・・・・・・・・、ただ、私は、その手紙にくぎずけになった。

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