ロンドン、アフタヌーン、世界史の中に佇む、
5月31日夕方からロンドンに入り、6月1日から石油製品の交渉に加わって、合間に、ピカデリーを歩く。
英連邦は、世界の53ケ国に22億人の人口を誇る自主的な民主主義の共同体と、街で見掛けたポスターは語る。
街は、重厚な博物館など歴史的建物や、デパートや格式あるレストラン。アラブの水煙草の店からはアラブ音楽も流れる。
華やかな大英帝国を思わせる街の風景に時折見掛ける乞食に、前を通るのが辛く、変わらぬ人間社会の業を思った。街頭でホームレス支援の雑誌、Big・Issueの英国版を初めて買った(2・5ポンド、500円)。
世界史で習った唐の長安の街の賑わいの絵のように、何百年後の人は、私と云う旅人も当時のロンドンの街に行き交う風景として見るのだろうと想う。
私は、世界史の中の風景として、ロンドンの街を歩く。
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