1905年、日本が植民地化から免れた日、日本海海戦の日、
毎年、5月27日は、特別な日。
1905年5月27日、 日本海海戦で東郷連合艦隊が対馬沖で、ロシア・バルチック艦隊を迎え撃った時である。
昨日は、私は仕事が休めず行けなかったが、今年も、横須賀の三笠艦上での記念式典があったことだろう。
日本海をウラジオストックに向かい北上するロシア艦隊と遭遇し、北上を阻止するための攻撃体勢に移る突然の敵前回頭は、捨て身の東郷ターンと云われる。危険な敵前回頭を終え14:08、日本の命運を決する連合艦隊の砲撃が開始された。 東郷は、集中被弾する三笠の危ない艦橋部を離れず指揮をしたと云う。
東郷は、尊敬するネルソン提督の最期に自分を重ねていたと云われる。
ナポレオンの英国本土上陸を防いだ1805年トラファルガーの海戦。戦死しながら、英国を勝利に導いたネルソンの様に、戦死して御国を救えるのなら本望であると。
国の命運を一身に、命を賭して戦いに臨む心境は、男の本懐。その場面を想像するだけで身ぶるいがする。男としてそんな場面にいれたことは、幸せだったろうと想う。
毎年、5月27日は、男の血が騒ぐ。
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