菩薩に身体なし、
昨日、人間は死後どうなるのかと云うテーマで、住職の法話を聴いた。
菩薩と云う人格は、身体を持たずして、誓願を持つ。
菩薩の誓願とは、自分より他を優先するとの誓い。
誓願は、種子となって、仏性(真理)へと導く。
誓願は、生死を超える。永遠なる自由、永遠なる安らぎが感じられる世界。
「私は、どうなってもいいです、他がよければ」と、云える覚悟、それが誓願。
宇宙の安らぎ、永遠性は、自他一如にある。それは、個しか見えていない人には、自己犠牲にも見える。
住職の師・原田湛玄老師の誓願、「私は、椅子になります」と云う覚悟に、心打たれる。
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