子供達のミュージカル、中原・桃の里ものがたり、
昔、川崎・中原は10万本もの桃の木があり、日本一美味しい桃が採れる産地として有名だったと云う。
だが、戦争で全ての中原の果樹栽培は禁止され、穀物栽培に強制されたという。
昭和20年、空襲を避けるため疎開して行く子供達が村の秘密の場所にそれぞれの宝物を埋めたことが、おばあちゃんの日記の中にあり、70年ぶりで、その場所を探し出し宝物を捜索した。
その場所には、何と、大きな桃の木が、綺麗なピンクの花を咲かせていた。女の子は、お父さん自慢の桃のタネを秘密の場所に宝物として埋めていたのだ。
中原の子供達約50人で演じる、なかはらミュージカル桃の里ものがたりの風組の公演を、中原市民会館で昨日の昼見た。300人位の会場は、まるで宝塚のように、感動の渦と化した。公演後、子供達は、嬉しさと達成感で、どの子も、顔がぐしゃぐしゃになるほど泣いていた。
私も、感動の記念にCDやDVDを買った。そして、これは、私の宝物になると想う。
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