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February 18, 2015

牛の仏陀、牛の哲学者、猫の仏陀、猫の哲学者、

インドの思想家・ヴィヴェーカナンダ師の1896年ロンドンでの講演録(人間は死後どうなるか)の中に、人間を離れて考える例えが、まことに痛快に語られていて、笑い出したくなるほどだが、真理の安らぎに包まれる。

「牛が哲学者になって宗教を持ったと仮定せよ。それは牛の宇宙を持つだろう。そして、牛流の問題解決をするだろう。その牛が、我々の神を見ることは、ないだろう。

猫が哲学者になったと仮定せよ。それは、猫の宇宙を見るであろう。猫が宇宙を統治すると云う猫流の宇宙問題解釈を下すであろう。」

彼は、人間がとりがちな、途方もない利己的な解釈に気づかせている。人間の五官を備えた生物・人間としての見地から宇宙を知っているに過ぎないことに気づかせてくれる。

自分を波と見て、且つ、大海と見る力。

何たる力強さ、優しさ、慈悲、知恵であろうか。

牛にもキリストがいて仏陀がいて、猫にも、キリストがいて、仏陀がいるような、そんな世界に誘われる。


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