雀の観察、信号待ちの舗道にて、
昨日、昼休み、芝公園そばの舗道を歩いていて、信号待ちの時、街路樹の下の少し生えた小さな草の葉を、ちっちゃな可愛い雀が二匹、啄ばんでいた。
雀は、こんな草の葉を食べるんだと初めて、興味深く眺めた。
両手で、そっと雀を手の平の上に乗せることが出来たら、どんなに嬉しいか、想像するだけで、幸せな気分になれた。
雀の姿、そのもののに安らぎがある。
そこには、人間の三毒(怒り・貪り・愚痴)が、全く陰を潜めて、消えている瞬間の静寂がある。
気付けば、一瞬の涅槃寂静の世界ではないかと想った。