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February 25, 2015

腸の健康 、 糖質に要注意、

腸は、免疫力の源で、若さや精神の安定に重大な役割を果たしていると云われています。 今月は、その腸と食事の関係について調べてみました。 年齢と共に、糖質の摂取を控え、タンパク質・食物繊維を多く摂ることが、腸の健康、全体としての健康な身体の維持に大切なことが、わかりました。

― 「腸すっきり健康法」藤田紘一郎著、(PHP 文庫)から抜粋―

1、人間には、二つのエンジンがある。
(1)①解糖エンジンと、②ミトコンドリア・エンジンがありその連携で成立っている。
(2)解糖エンジンは、血中のブドウ糖を利用してエネルギーを作り、若者には、解糖エンジンによるエネルギーがとりわけ必要。
(3)50才位になると、長時間継続してエネルギーを作り出せる ミトコンドリア・エンジンが主に必要になる。
(4)糖質を摂りすぎると、ミトコンドリア・エンジンの働きは弱くなる。

2、どうして腸は、糖の摂りすぎを嫌がるのか?
(1)炭水化物を摂りすぎると、脳の中の食欲をコントロールする細胞が傷つく。脳は、ひっきりなしに糖を要求するようになってしまう。
(2)腸が消化や免疫機能の維持、活性化を行うには、持続的なエネルギーであるミトコンドリア・エンジンがスムーズに稼働しなければなりません。
(3)ミトコンドリア・エンジン は、糖が多いと、うまく活動しません。

3、ミトコンドリア・エンジンは、体温37°以上で活発になる。
4、腸は、どうして野菜、果物を必要とするのか? 野菜・果物に含まれる抗酸化物質(フィトケミカル)が、ミトコンドリア・エンジンがエネルギーを生み出す時に生じる活性酸素を消すのに必要とする。

5、癌細胞は、 低体温、低酸素、高糖質の三大要素が揃うと活性化する。
6、味噌・醤油・漬物は善玉菌を増やす。
7、ごぼうは腸内最近の大好物。

8、おからは、タンパク質と食物繊維が豊富な優秀食材。
9、ネバネバ食材で、糖質の吸収を抑える。
10、ストレスに強いセロトニンの製造工場に当たるのが腸内細菌。良質タンパク質食品を食べ、太陽に当たり、規則正しい生活で、セロトニンを造る。
                                   以上                              

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