「汝はそれなり」の深い意味、
「汝はそれなり」の「汝」とは、人間だけではない「全存在」のことだった。
「それ」とは、「自ら耀くもの」(純粋知性)、 そして、「今ここ」のことだった。
自ら光り、耀き、そして変化しないもの。
それは、"委ねて知る世界"。"キャッチして知る世界"じゃない。
ただ「ある」だけ。 「どのように」ではない。それを、「純粋知性」(アートマン)と云う。
人は、それを、神とか、仏とか、愛とか、慈悲とか、真理とか、自他一如とか、太極とか名付けている。
"草木国土、悉皆成仏"。
坐禅をすると、その世界がわかると云う。