弟へ、子供の頃を想い出しながら、
イスラム過激派に殺害された後藤健二さんのお兄さんの手記の一部が、週刊誌の宣伝に書かれていた。
「今でも8歳下の弟が生まれた時の喜びを想い出します。 健二の中学時代からは、私と妹が親代わりで、面倒をみました。
米国留学でジャーナリズムに目覚め、聖書片手に紛争地を取材。
生きて帰って、自身の軽率さ日本の皆さんに詫びて欲しかった。 そして、もういちど、一緒に酒を飲んで、叱りつけてやりたかった。」
私にも、年の離れた弟がいて、そんな兄の気持ちが、痛いほどわかる。
弟と、また飲みたくなった。