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January 22, 2015

星空の銭湯、横浜野毛にあったと云う、

1945年終戦の年の5月29日、横浜大空襲があったと云う。

野毛で焼け出された銭湯で、一部施設が使える部分があり、空襲の後、暫くして、屋根のない露天の銭湯があったと云う記録を"野毛ストーリー"と云う本の中で見付けた。

空襲の後、銭湯の経営者の父親に、娘さんが言った言葉。 「父ちゃん、また風呂屋やろうよ。 何とかなるよ」、、、。

そして、周囲をトタンで囲み、屋根の無い銭湯は誕生した。

当時、一日の肉体労働を終えた男達が泥まみれになって働いた後、銭湯にも来たと云う。

日没後、遅い時間に閉店後に来た客にも、「大丈夫だよ。 ゆっくり暖まっていきな、今日も頑張ったんだから」と、云って励ましたと云う。

"星空の銭湯"、何と云う暖かい響きの言葉だろう。 野毛の星空を想う。

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