別れのカーテンコール、 帰省の時のシーン、
今度の九州帰省の時、姉(昭和9年生まれ)の家に泊まり、帰る時は、手を振って家かげに消える時、二度三度、再び顔を戻し、姉を驚かしてやろうと思っていた。
私が、横浜へ帰る時、まるで今生の別れのように、見送る姉に、何か寂しさを紛らわせたいと希望していた。
そして、今回、いつもの別れの家かげのところで、"別れのカーテンコール"実行した時、姉の寂しさを私のユーモアで紛らわせることが出来たと想い、達成感に包まれた。
その後、駅まで歩く道すがら、今度は、私の胸が一杯になってしまった。
母が生きている時、父が生きている時にも、別れのカーテンコールをすれば好かったなーとも、その時のシーンを想い出す。