心の目で観る、光を観る、
私は、"旅"と"人"が、驚きの源で、気付きの宝庫であると想って生きているが、光を観ると書く"観光"と云う字の凄さを想う。
見物は物を見ること、"見る"とは目で見る行為。 "観る"は"心の目"で見ること。
旅は遠くに行かなくとも、同じ場所、住んでる場所の近所でも、心の目が変れば、全く違う、新鮮な場所に見えて来る。
外の世界に驚く段階から、心の変化で、外の世界が変るのを楽しむことも出来る。
自在な心が、世界のどこにでも連れて行ってくれて、どんな人にも会わせてくれるとも想う。
旅は、此れまで生きて来た自分の生命への感謝、親への感謝、そして、神への感謝まで気付かせてくれる。
旅は、"光を観る"こと。そんな私なりの、密かな意味付けをして、観光と云う字を解釈して楽しんでいる。