大海原を眼下に、夕日を見送る、房総・布良の海岸
一昨日夕方、布良の能忍寺の山の上から、壮大な大海原を眼下に、沈む夕日をじっーと、住職以下10名くらいのメンバーで太極拳をしながら見送った。
水平線、伊豆の大島などの島々の黒い山の稜線に、目玉焼き色の太陽が、ジワリジワリと沈んで行く様子を、一部始終を見守った。何百年前の風景と何一つ変らないような、近代的な構築物が何一つない、ただ大海原と島の風景にも酔いしれながら。
約15分~20分だったのであろうか、あっと云うまに、太陽が遠くの海を隔てた山の稜線に沈んで行った。
遠い昔、子供の頃、九州の故郷の裏山の岩山の上で、母や姉とかと、何度、夕日を見送ったことだろう。
此れからも、人生では、たまには、そんな時間を持てたら、さぞ、豊かな人生だろうと想った。子供の時のように。
太陽が沈みながら、見送る私達が寂しい想いをしないように、"明日また出勤します"と云ったのではと思い、自分のユーモアに笑い、そして慰められた。