大晦日の感慨、
大晦日、子供時代は、みんなで紅白歌合戦を見た想い出。両親、兄弟姉妹の顔が浮かぶ。飲食店をやっていたから、忙しかったことも覚えている。
大晦日は私の誕生日で、母は、いつもすき焼きにしてくれていた。少ない牛肉を、野菜の中から掘り当て、金鉱掘り当てと云って笑っていた。
最近は、紅白にも興味が無くなり、また、みんなで食事することもないが、それはそれで、それぞれの自由自在な、新たな生き方だと、納得している。精神的に繋がっていれば、物理的に一人であること、ないことは、大した問題じゃないと云う境地である。
私も、年末は帰省はするが、大晦日は、最近は、一人旅の真っ只中が多い。
大晦日は、静かに、自分の人生を振り帰り、新年の生き方などを考える時間にするのも、大変好い機会だとも想う。
(2014年・12月25日の記)