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November 29, 2014

囲炉裏端で民話、藁葺き農家、紅葉ライトアップ、民家園

私の、気に入りの民家園(向ヶ丘遊園)では、先日、夜も開園して、紅葉のライトアップがあった。

飛騨の合掌造りのような家、藁葺きの農家、紅葉がライトアップされて、日本昔話の世界であった。

私が訪れた夜は、囲炉裏を囲んで、民話を語るイヴェントがされて、岩手・遠野からの語り手の女性が見えていた。

「昔、昔、あったずもな、、、、、、」で物語は始まり、「どんとはれ、、、、」で終わる遠野の民話。

遠い昔、訪れた、母の実家、長崎の田舎の家の雰囲気も想い出した。

子供の頃、寝ながら、父が話してくれた物語は、いつも、話す本人が寝てしまって、尻切れトンボだった。妹と一緒に、父を揺すって、話の続きをせがんだ想い出。

カラス天狗が出て来たり、狐が出て来たり、祭りにはいつも同じ囃子だった。

"秋の紅葉の頃、夜、藁葺き屋根の農家の囲炉裏端で、民話を聴く"、それは、やっと実現した、一つのメルヘンだった。

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