水滴の旅、空から海に返る旅、
昨日は横浜は小雨だった。
"H2Oが地球の中心に向けて移動していた"と、ロボット博士(森先生)は、雨を表現した。
雨は海の水が蒸発し、雲となり、冷やされて水滴となって地表に降り注ぐこと。水滴は、地表に落ち、地面に沁みこみ、川に注ぎ、また海へと返って行く。
私が、幼児の頃、"水玉坊やの冒険"と云う物語があった。 家の二階の窓から見ると、電線を伝わって水玉坊やが、トコトコ、トコトコと移動している光景を何度も、何度も見た。
雨は、何故か、安らぐ。 天気が悪いとか、云われるのが 可哀想だと思う。
自分がカエルになりきったら、当然、雨が好きだし、それより、自分が雨そのものになりきったら、壮大な旅のドラマが見れると想う。
しっとりと、雨の日も好し。そんな秋の日。