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November 13, 2014

雨に濡れない極意、沢庵和尚、

徳川将軍家の剣術師範、柳生宗矩は、沢庵和尚と出逢って、剣に開眼したと云う。

沢庵和尚に、この雨の中で濡れない極意を見せてみよと云われ、剣で雨をメッタ切りにして濡れまいとする宗矩。

そんなに濡れて、何が極意じゃと、沢庵和尚に、けなされて、宗矩は、それならば、和尚こそ、手本を見せてくれと反発。

そして、それならばと、沢庵和尚は、ただ雨の中に立つばかり。

何だ、和尚だって濡れているではないかと宗矩に云われて、沢庵和尚曰く。

「ワシが雨に濡らされたと思うか? 、 ワシは、雨と一つになっただけじゃ。 濡れてはおらぬ。」

自と他を切り離したところに、隙は生まれる。 自と他を切り離したところに苦しみは生まれる。

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