大学祭に家畜、初めての農大祭、
11月1日~3日の連休は、私の興味ある文化行事が沢山並ぶ。地元神奈川大学フェスタ、東京農大・収穫祭、神田古本祭り、向ヶ丘遊園・民家園・農村歌舞伎、など、、、。
昨日は、厚木の東京農大・収穫祭に初めて行ってみた。
小田急線・本厚木駅からバスで約15分、農大は畑などを見下ろす小高い丘の上にあった。入り口そばの農園には、もう羊の姿が歓迎してくれた。
野菜を目当てに来る人も多いのだろう。大根やネギなど、野菜を抱えた人が一杯だった。
久しぶりに本物の"ひよこ"を見た。子供の頃、祭りで買って来た、愛くるしい"ひよこ"の想い出が蘇る。乳牛にも触れた、黒毛和牛もいたが通常28ヶ月で出荷と云う言葉が辛かった。黒豚も寝ていた。
大根の研究発表会場では、何百種類もの大根の数に驚いた。農大のイメージ"大根踊り"の写真もあった。
犬や猫から見た世界を、特殊なメガネで体験すると、暗くても、かなり見えてること、赤い色が全く見えていないことなど、人間との大きな違いを体験出来た。 まさに、禅で学ぶ人間の"群盲策象"振りを体験した感じであった。(人間に見えてる世界と、実体としての宇宙・世界は全く別のもの)
自分が大学入試の頃、受験雑誌で見た東京農大、初めて見学できて、何か知らなかった世界が広がったようで嬉しかった。
6人の兄弟姉妹で、4年制大学に行けたのは私だけだったこと、姉や妹が大学へ行けなかったこと、弟が地元の高専だったことなど、申し訳無さなどまでも、大学のキャンパスは想い出させた。