世界の動乱の中で、"虫の目、鳥の目"を想う、
昨日の外国の新聞は、香港の民主化デモの激化が中国本土に飛び火する可能性に触れていた。
イスラム国の進出の次の標的に、湾岸王政諸国(サウジ、アブダビ、ドバイなど)になる可能性にも、触れていた。
最近の原油価格の下落(アメリカ本土での原油生産増加)で、サウジは来年にも赤字財政に陥る懸念をIMFは指摘、サウジの最近の財政支出の大きさの反動を懸念。
そう云えば、過去も、いつも世界は動乱だったと想う。それが、昔は、いつも人ごとだったのが、今の私は、何か、ちょっと身近に、人間社会の心配ごととして感じる。
人間一人一人の持つ煩悩の集合する人間社会の業(ごう)の展開。
それでも、目を凝らして見れば、自然界の平穏な営みも、沢山ある。気づけば、静寂の空間も、安らぎの時も、至るところに溢れている。
虫の目で見たり、鳥の目で見たり、まるで一元論と二元論の展開の様でもある。
二元の苦しみの中で生き、一元の世界に安らぐ。
人生の動乱も、時に鳥の目で見て、安らぎを見出せればと想う。
Comments