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September 05, 2014

"今"の耀きを観る、

道元禅師は、薪は灰になって行く仮の姿ではないと云う。また、薪と云う不変なものがある訳ではないとも。

薪と灰は、前後、際断されているのだ。

四季も同じ。

それを、踏まえた上で、道元禅師は"春は花、夏ホトトギス、秋は月、冬雪さえて涼しかりけり"と詠っている。

過去とか未来とかの概念をも脱落させて、"今"の耀きを観る。

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