クスリになる食べ物、
医学の祖・ヒポクラテスは云った。手術よりも、薬よりも、最高の医療は食べ物で治すことだと。身体は食べ物で出来ている。
今月は、クスリになる食べ物と云う本を読んでみた。
― 「クスリになる食べ物」・伊藤翠著・主婦と生活社 より抜粋 -
1. 動脈硬化症;
*タンパク質不足は血管を脆くするので、大豆食品を摂る。
*毛細血管を強くするルチンが多く含まれるソバ。
*血栓を溶かす玉ねぎ。
*コレステロールを下げる昆布、しいたけ、こんにゃく、ゴマ、青魚など。
2. 心臓病;
*良質タンパク(大豆)と、食物繊維。 狭心症には、”らっきょ”。
*にんじんを摩り下ろした汁。 蓮根の搾り汁 など。
3.肝臓病:
*肝臓に詰まった脂肪を排出して、肝機能高めるイシトールが豊富な、麦・玄米。
*黒ごま、クコの実。 シジミ。
*肝臓の解毒促す大根・キャベツ・にんにく・玉ねぎ・フノリ・生姜・ゴマ油など。
4.腎臓病:
*小豆・かぼちゃ。 大根・大根葉・にんじん・ごぼう・昆布・黒豆。 ハトムギ、クルミなど。
5. 高血圧症:
*大豆食品。 血管を柔軟にするかぼちゃの種、ひまわりの種。
6.胃潰瘍・十二指腸潰瘍:
*玄米スープ、葛練りなどは、胃に負担がかからない。 大根・かぶ・山芋・納豆は、消化を助ける。
7. 糖尿病:
*玄米・雑穀にはインスリンの働きを強める亜鉛・クロムが入っている。
*かぼちゃの種・ひまわりの種・松の実にも、亜鉛が多く含まれている。
*炒ったピーナツ(1日10粒程度)膵臓の機能高める。炒った大豆も同様。
*かぼちゃ・小豆、は、膵臓機能を強化する。 玉ねぎは、糖質の代謝を促進する。
*レモン・カボスのクエン酸も糖質の代謝を促進する。
*水溶性食物繊維(糖の吸収を遅らせる)、いんげん・こんにゃく・昆布・ワカメ・なめこ・山芋。
*トウモロコシのひげ茶は血糖値降下作用。 以上、
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