権利・所有の苦しみ、
"本来、私のもの"と云う考えが、人間の苦しみ・悲しみ・執着の元凶であると思う。
そんなことを最近思ったきっかけは、何と、スコットランド独立問題であった。
北海油田と云う財産に恵まれている地域だと知った時、他に搾取されてる気持が増す。無ければ、心は揺れない。
人間関係も、財産も、権利も、本来、私のものと思った時、他と戦う臨戦体制になる。
本来、私のものと云えるものが何も無いと思った時の安らぎ。
全ては自然界から、神から恵んで貰っているのに、人は、色々なものを、本来自分のものと言い始める。
本来、私のものなど何も無いことに気づくのが、修行であり、成熟であると想う。
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