« 淋しさは波、安らぎは大海、 | Main | 下り坂の心地よさ、サイクリング、 »

September 15, 2014

吉田昌郎・福島第一原発所長、男のロマン、

最近、故吉田昌郎・福島第一原発所長の調書が明かになった。

官邸や東電本社の指示を無視して、海水注入を絶対に止めるなと指揮した吉田所長は、死ぬ覚悟で現場を指揮したと思う。

原子炉を冷やすには無限大にあるのは海水しかない。格納容器の圧力を何とかして下げたい。そして原子炉に何とかして水を入れ続けなければならない。これだけだったと、吉田所長は述懐している。

国のトップでありながら、慌ててパニックを起こして、怒りまくっていた管総理とは、危機に際しての人物が全く違うと思った。

現場では、彼に従って、何とかして大惨事を防ごうと命を捨ててもいいと思って働いた人たちが大勢いたことを知った。他の為に、社会の為に、命を捨てる場面は、まさに男の本懐と思う。人生で、中々そんな場面に出くわすことはない。

私は、吉田所長が存命の間、一目でも会ってみたかった。彼の、覚悟を決めた表情は、素晴らしい表情をしている。

もし、私が、福島第一原発で働いていたら、吉田さんに、決死隊となって一緒に死のうと云われたら死ねると思う。そんな、男のロマンを感じさせてくれた人物だった。

そんな人が、政治家でもなく、財界人でもなく、会社の社長でもなく、普段は、埋もれていることも想う。

(2014年9月13日の記)


|

« 淋しさは波、安らぎは大海、 | Main | 下り坂の心地よさ、サイクリング、 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 淋しさは波、安らぎは大海、 | Main | 下り坂の心地よさ、サイクリング、 »