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August 26, 2014

国後島より遠くに見える知床、そしてアイヌ文化圏の広がりなど、

今回の北海道・東部の旅も、数々の発見に、ただ驚くばかりであった。

夜、釧路へ行く電車に乗る前に立ち寄った、根室駅前のJazz喫茶店のマスター曰く、"先ず手前に国後島が見えて、その先に知床が見えます"と。 確かに地図では、国後島は、知床半島と並行するように存在していた。

アイヌは、北海道アイヌ・樺太アイヌ・千島(クリールアイヌ)、と3種類に分類されるくらい、北海道本島以外にも広く分布していたことも知った。

そして、網走の北方民族博物館で、北極を中心に色々な北方民族がいることが、関連ずけられて、衝撃の発見だった。ウイルタ(樺太中部)、ニブフ(樺太北部)、エスキモー(イヌイット)など。アイヌの、口で弾く楽器"ムックリ"は、まさに大陸のモンゴルの楽器と同じ音色だった。

北海道を旅していたら、人類としての自分と云う、広い想いになれる気がした。また、北海道の自然が見せる光景は、何か、外国で見たような光景を想い出させた。 米国カルフオルニア、英国の田舎なども。

週末を利用して行った北海道の短い旅が、今後の色々な私の思考に対して、何か深い、メッセージを与えてくれるように想えた。


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