レバノン人の秘書、インド人のドライバー、
私は、娘が小学1年生の頃、アブダビで一緒に生活していた。
運転手さんは、優しい背の高いインド人でパナトさんと云った。まるで、ベビーシッターのように、娘を可愛がってくれ、娘もよくなついていた。
会社にはレバノン人の秘書の綺麗なお姉さんがいて、アラビア語・フランス語も堪能で、時折、"まなーみ"とか呼んで、可愛がってくれていた。
数年前、娘が、成人して二人でアブダビへ旅し、昔のオフィスを訪問し、その秘書と再会したとき、娘は、抱き合って泣いた。
インドにも、二人で旅した時、南インドの鉄道の駅のホームでパナトさんと再会した時も、二人は抱き合って泣いた。
そんな人生のシーンを、時折想い出すことが、私のエネルギーの源だと想う。想い出の力。
(8月22日の記)
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