合言葉は、"一人も死なせない"、水谷修さん、
19日から昨日まで、3日連続で早朝から鎌倉円覚寺の夏季講座に出た。20日の朝、私は、夜回り先生と云われている水谷修さんの講演を初めて聴いた。 彼は、持ち時間の70分、1分も惜しまず、彼が、これまでに、現実に見て関わって来た若者達の地獄を語ってくれた。
彼は、2004年から、24時間体制の電話相談を開設し、彼が救った若者6人がスタッフとして働いているとのこと。受けた電話は80万件、合い言葉は、"一人も死なせない"。
水谷さんがこれまでに関わった若者は25万人、それでも彼は、その中で134人が自殺して、7人が殺人を犯したことを、間に合わなかったと口惜しがる。
人は"怒り、貪り、無知(愚痴)"との縁に触れて堕ちて行く。
彼は、一日に何か、路地の草花でも好い、何か美しいものを見付けて下さいと云う。美しいものは強いですと。
何度メールや言葉で愛してると云っても無駄です、会って、言葉ではなく、伝わるものですと彼は云う。
昨日の午後、私は、坐禅会の帰り、住職と喫茶店に入り、話した時、住職に水谷修さんのことを話した。住職の反応に、私は、何か通じるものを、はっきりと感じた。
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