家族愛は利己的愛、それは単なる入り口、
家族愛は利己的愛、ヴィヴェーカンンダの著書"最高の愛"の中に、"家族への愛は、動物の愛"と書かれていたことに衝撃を受けた。
人は家族を愛することから、徐々に愛の能力を訓練して行く。
人に対する極端な執着が生じると、人は自分自身を見失ってしまう。私達を極端に利己的にする。その結果、愛する人に善を行う為に、他者を傷つけようとさえする。この世の悪の大部分は、特定の人に対する執着から成される。
最初は、家族や恋人を愛することから始まる。それは自我に対する小さな愛、初歩の愛、動物の愛。
自我が無限になった時、一面に耀く光の炎がやってくる。無限の愛、神の愛、最高の愛に溶け込む。
星々は小さな愛、一つの一つの星は光る。最後に、太陽が昇ると、小さな光は全部消えてしまう。
神の愛に到達するには、小さな愛を経て行かねばならないのだ。
愛するものと、愛されるものは、一つであった。それを、ヴィヴェーカンダは、"最高の愛"と呼ぶ。
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