神へ向かわせてくれるか否か?
ヴィヴェーカナンダの書籍、"最高の愛"に、印象深い一節があった。
「この世は、私達を完成させてくれる手段である限り善である。 妻子、夫、お金、知識は、それが私達を前進させるのに役立つ限りは良い。 しかし、そうでなくなった時、それらは、悪以外の何ものでもない。
妻は、私達を、神に向けて進むのを助けてくれる限り、良い妻だ。 夫や子供についても同じだ。 お金は、他人に良いことをするのに役立つ限り、少しは価値がある。 しかし、そうでなければ、悪の塊に過ぎない。 一刻も早く捨てた方が良い。」
ヴィヴェーカンダは、夫婦が仲が良い悪いを論じても無意味だと云っている。取り繕って、夫婦が仲良くしても無意味だと。 神に向かわせてくれるなら、仲が良くても、悪くても、どちらでも良いのだと。
人生の羅針盤は、光。 それは神へ向わせる力。
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