イスラム 断食月 始まる、
「ラマダン・ムバラク」 , 「断食おめでとう」 世界中のイスラム教徒で、そんな挨拶が、交わされる日。
ラマダンはその土地土地で、三日月が現れたのを確認してから始まり、同じような三日月が確認される頃に終了します。月観測委員会が聖月の始まりと終わりを決定するので、正確な日程は事前には決定できません。(日本の場合はマレーシアの月観測委員会が代行とのこと)。 2014年は、ラマダンは6月28または29日頃に始まり、29日から30日間続く予定です。ラマダンはイスラム暦の影響で、毎年10日~11日早まって行く。イスラム歴(ヒジュラ歴)は622年を起点とするため、今年は、1435年。数字は、何だか、室町時代みたいに感じて可笑しい。
私の勤務する会社のアラブ人もこれから1カ月の断食に入る。 アラブの本社も。 仕事は、当然停滞気味になる。 昨日、私も、アラブの友人達には、「ラマダン・ムバラク」と挨拶のメールを発信した。
こんな時、イラクや、シリアの内戦はどうなるのだろうと思う。 腹が減っては、内戦も下火になるのだろうと、期待する。
ラマダンの効用を、色々考えてみると、多少は、私もつきあってもいいかとも想う。 ラマダンは、日中だけの断食だから、日の出、日没の時間に対しても、感覚が鋭敏になると想う。因みに今日の日の出は04;27 、日没は19:01とのこと。
早朝、日の出前の朝食、大変そうだ。 1ヶ月間の昼食抜き。日没後の食事、これなら何とかなりそうだ。そんなことを想いながら、ちょっと想像で、イスラム教徒の気持を味わってみる。
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