アナと雪の女王、愛は離れてもよい覚悟、
昨日は、また雨警報で急遽予定変更、映画・アカデミー賞受賞作、「アナと雪の女王」を、世間で騒がれる意味を確かめる為に見てみた。
デズニーの持つファンタジーはやっぱり凄い、私自身も子供時代に、うっとりしたが、私の娘も同じだった。娘が子供時代に、よくビデオとかでも見ていたデズニーの世界を想い出した。
私は、映画の中で、時折、強烈な、仏さまのような言葉に、一気に感動の渦に撒き込まれる想いだった。
女王の妹・アナを雪の中で助けた、山男が、魔法でアナの心に刺さった氷の針を溶かすには"真実の愛"でしか溶かせないと聞き、急いで、トナカイの馬車で城で待つ許婚のもとに送り届けて、城をあとに山へ帰って行った。
「愛とは、自分より他の人のことを想うことだよ!」、ゆきだるまの精が云った。
真実の愛なら、自分はしゃしゃり出てこない。愛する人が幸せなら、離れて行く覚悟はできている。
結局、城で待っていた許婚は、真実の愛ではなく、皇女の地位を狙った政略的愛であったことに、アナは気づく。
ゆきだるまの精は、氷ついたアナの身体を、暖炉の火で暖めようとすると、アナは火から離れてと雪だるまの精に云うが、「私は溶けてもいいです、(アナが幸せなら)」と云う。
デズニー映画の中にも、キラキラ耀く、仏性のような世界が、散りばめられていたことに気づいた。エゴの消滅は愛、それが宇宙の意思、それが神の世界。
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