2003年から満洲に8回行った人の話、
先日、満洲の会で、2003年から11年間に8回も満洲・鳳城に行かれた人のことを知った。
その人は、満洲・鳳城で生まれ、生まれて3日後、お父さん(警察官)が、鳳城の付近の鉄道の事故で亡くなられたと云う。 長年、その事故現場を探してこられやっと、最近探しあて、その現場付近に花を供え、両親の写真を飾り、供養されて来た写真を見せて貰った。
当時、警察官なども、列車の来ない間、鉄道の線路を利用して、小さな荷台の車で移動していて、運悪く、通りかかった列車に巻き込まれて殉職されたのだと云う。
北朝鮮国境近くの安東から38キロ、鳳城から28キロ くらいの鉄道のカーブしている場所だったと云う。
父親と一緒に生きた人生は、たった3日だけだった方が、終戦から69年を経て、やっと、亡くなられた現場を探しあて、合掌されてる姿は、強烈に印象に残った。
亡くなったお父さんの霊は、息子が、よくぞ、こんな苦労して、場所を探して、供養に来てくれたと想ったに違いない。
私と弟は、その写真を、暫く見ていました。
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