苦しみから感謝へ、 感謝から懺悔へ、 そして光への道へ、
苦しみ、怒り、悲しみ、寂しさを経て、いつしか「感謝」の灯りが見えて来る。
「感謝」の灯りが見えて来たら、先ずは、もう安心。
「感謝」の後には、いつしか「懺悔」の灯りが見えて来る。
暫く、「懺悔」の道の後、人生を、とぼとぼと、テクテクと、歩いている内に、ついにある日、涙に包まれ、「歓喜」がやって来るのだと想う。
それが、聖人の方々、世の高僧達が歩んで来た道だと想う。そして、「歓喜」の涅槃に留まらず、また、来た道を引き返し、人々に涅槃への道を励ます。 それを菩薩と云う。
自らの解脱を望まず、涅槃に住せず、これが仏性の本性であり、宇宙そのものの正体。それが、光の世界、永遠にして、安らいでいる世界。
個としての自分を感じる幻影は、全体としての自分を際立たせてくれて導いてくれる。その道筋を、人々は修行と呼ぶのだと想う。
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