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May 30, 2014

笑顔で送る、最後の満洲・鳳城会、

約10年前、前の会社を辞めた時から、私は、父の属した満洲・鳳城会に、息子として、殆ど毎年、参加して来た。 その鳳城会も、毎年亡くなる人も増え、全国から集まる会は、今年の東京(上野・鴎外荘)で来週行うのが最後となるとのこと。

一昨日夜、幹事の大先輩に、弟の紹介のことで、電話で談笑した。

「もう最後ですよ。 ワハハ、私も、もうじき、死んでるかも知れませんよ。 ワハハ、」、 話の内容は、笑える内容ではないのに、すぐ ワハハ、と笑いながら喋られる先輩に、あっけにとられた。

友の死、自分の死の予想も、まるで自然現象を見るように、ワハハと笑いながら語るなんて、、、、高僧のようでもあり、戸惑った。

それでも、私は、つられて、私もワハハとつきあいながら、珍しく長電話。

最後の鳳城会には、東京に単身赴任中の弟も宴会に駆けつける。弟は去年、私が海外出張で欠席した時が、初参加で、父の楽しみだった鳳城会の最後の雰囲気を味わえる。

上野・水月ホテル・鴎外荘は森鴎外の住居跡も残っている名旅館。両親が住んだ満洲の想い出を、鴎外荘に刻む。

満洲の大平原に、盥(たらい)の様に大きな、オレンジ色の夕陽のが沈んで行く光景を想像する。

最後となる鳳城会、感慨無量、さぞかし味わい深いお酒となることだろう。 一期一会と想えば、何事も最後ばかり、それを生命と云う。 私は、最後の鳳城会であっても、先輩達と、いつものように、ワハハと笑おうと想う。

夕日の中に、同時に朝日を見る境地で、清々しく、夕日を見送ろうと想う。

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