東京へ進学、東京で就職、当時の母の心境、
昨日の朝の連続TVドラマ"花子とアン"で、東京で花子の就職面接の時、面接官から、東京で就職することは、山梨のご両親は、賛成ですか? と聞かれ、「はい、賛成しています。」と答えた花子が、その後、母のことを想い出し、泣きだすシーンがあった。
私は、九州から18才で上京・進学する時、東京で就職する時の、母の想いを想像した。
母は、私が自分で希望した進学も、就職も、とても喜んでくれた。
それが、表面上、私を、苦しめたくない気持ちだったことは、十分知っている。
どんなにか、寂しい、別れだったことだろうかと想う。
東京の大学に進学して行く時、もう子供時代との私との決別、今生の別れのように想ったことだろう。
"花子とアン"のシーンの中で、郷里で、やせ我慢をして強がりを云う母のうつむいた横顔を見て、当時の母の様子を映像で見せられたように感じて、涙した。
私は、抑制の中に、大きな感動を覚える。 エゴの崩壊は、光だと云うことが、イヤと云う程、わかる。
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