浅田真央選手の言葉、女優・浅香光代さんの言葉、仏性を感じて、
フィギアスケートの浅田真央選手の4月14日朝、TVインタービューでの話に、感動した。
ソチ・オリンピックの時、大失敗の翌日、ジャンプを1つ飛ぶごとにお世話になった人の顔が思い浮かんできたと彼女は云った。「今まではそんなことなかったんですけど、自然に、急に思い浮かべてしまった。なぜか知らないけど…初めての経験でした」と、不思議な体験だったことを明かした。
人生の大ピンチにあって、この様に、今までお世話になった人の顔が浮かんで来て、もう感謝の念がいっぱいで、自分(エゴ)が飛んでしまったのかも知れないと想った。私も、日常に於いても、そんな生き方が出来たら凄いなーと想う。
そして、もうひとつ、仏性を感じた話。
女優・浅香光代さん(86才)は、大物政治家との隠し子騒動に、4月14日、新たなコメントを述べておられる。
今は亡くなっている、総理寸前までなった政治家が父親であることを認めながらも、「私みたいなのが立派な人の子供を生んだと云ったら、その人の名前に傷がつく。だから、その先生を好きだったから、どんなことがあっても云いたくなかった」と。
どんなことがあっても、自分が消えても、その人を守ろうとするのは凄いと想う。 これも、私には、自他が合一化して見える。 自分が消えれば、もはや仏性の世界。"衆生本来仏なり"、色々な人に垣間見える仏性を想う。
Comments