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March 04, 2014

"風の電話"、岩手県・大槌町、

岩手県・大槌町の佐々木格(いたる)さんが自宅の庭に設置した電話ボックスは、海が一望できる高台にあると云う。 電話の線は繋がっていない。声が届かなくても会話するボックス。電話ボックスのノートには、一人一人の胸の内が綴られている。

「母さん、どこにいるの? 親孝行できずにゴメンね。会いたいよ。」

ボックスには、大半の人が一人入って行くと云う。名前は"風の電話"。大切な人への思いを風に乗せて伝えると云う意味を込めて。

突然会えなくなった人と、せめて最後の一言を交わしたい人がいるのでは、と風の電話が完成したのは、震災から1ヶ月後だったと云う。時間が止まったままの人がいる。

こんな記事が、3月3日、インターネットの記事(毎日新聞)に載っていた。

一人、その電話ボックスに入り、黙ってしまう人もいることを想うと、息が詰ってしまう。 それでも、"風の電話"は、救いの電話ボックスだと想う。

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