徹底的な無常観に打たれて、
今日は、住職が約50年前に高校卒業後すぐ、奈良の寺に出家された日。
幼少の頃の母との別れと云う徹底的な無常観に打たれて、若くして出家の道へ入られた日。
徹底的な無常観に導かれて、ここまで来られた。
無常観は、"どちらに転んでも好いと云う世界"を求めさせたと、住職はおっしゃる。条件付きの幸せでは駄目だと。
そして、あったんです。そんな世界があったんですと、力強くおっしゃる。
永遠にして、安らいでいる世界の光景を、仏法や、ヴェーダンダ哲学の言葉を交えながら、住職は、いつも語って下さる。
今日は、住職が出家された、奈良の慶田寺の光景を想う。
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