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March 24, 2014

知の観光、ミジンコ、平家物語など、

昨日、思いがけず知ったこと、"知の観光"のように思った。

ジャズミュージシャンの坂田明さんの講演で、ミジンコの映像を見ながら、ミジンコが2週間の寿命で、脱皮する時、自分でクルクル周り、遠心力で自分の殻を脱ぎ捨てる様子。私の知らないところで、壮大に繰り広げられている生命の神秘を想った。坂田さんは、映像に映ったミジンコに清少納言とか茶目っ気のある名前を付けて、会場を笑わせたり。

また、坂田さんは、琵琶の平家物語に触発されて、自分で、アルトサックス・クラリネットを交えながら、自分のしゃがれ声で、「♪祇園精舎の鐘の音♪・・・」を吟じてみたり、自分の人生で見える光景を、自分流にのびのびと表現していた。「勝手に、ドサクサに紛れて、私は、木曾義仲の自害の時の叫び声を挿入しました」とか、その自由な表現振りに唖然。会場の子供達は、そのしゃがれ声に、ケラケラ笑う子もいたり、幼稚園の雰囲気もあり、可笑しかった。

語学研修クラブ・ヒッポファミリークラブの本部(渋谷)での講演なので、会場は、小中学生・高校生・お母さん方の約100名くらい。 "音楽と言葉は友達"と云う、意味合いの講演、そしてミジンコの映像に生命を透けて見るような神秘を感じて貰うような企画。面白い、芸術的な企画だと思う。

帰りに、これから大学生になる男子高校生二人や、父兄の方と喫茶店で話をしたのも愉しかった。高校生時代の自分を想い出しながら、まるで、これから登山する人に、山の形状を知らせるかのように話をした感じだった。

帰りの電車で、その高校生のお父さんである友人が、電車マニアで、「東横線の電車は、目をつぶっていても、線路のポイントや、橋の上の音で、今、どこを走っているかわかります」と云う発言に、可笑しくて笑ってしまった。

ミジンコの一生、平家物語勝手版、電車の線路の音の判定マニア、これは、おもがけない世界を見せて貰ったと想った。ジャズの演奏のように自由に奏でられてる生命の世界を想った。それは、心地好い、驚きも交えた、知の観光でもあった。     


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