特攻隊遺書からのメッセージ、
2月4日の日経夕刊に、"特攻隊の遺書、世界記憶遺産申請へ"と云う記事があった。
墨で書かれたなぐり書きの文字、 「母さま、今、何も云うことはありません。最期の、また最初の孝行に、笑って征きます。 泣かずに、よく征ったなーと、仏前に団子でも供えてください。」
私は、昨日、この文字を、じっーと、眺めた。
そして、私の高校時代の母への心理を、この遺書の心理と重ね合わせてみた。
何故か、死ぬことの悲しさと、他のために死ねることの喜びを同時に感じ取ることが出来るような気がした。
特攻隊の遺書には、遺されたものへの、生きることへの励ましがある。それは、命を賭けた励ましである。
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