身体は太陽の光にコントロールされている、
今月の勉強では、脳内伝達物質と、太陽の光の神秘を知りました。人間も、光に支配されているところが、そんな生きものであることが、面白いと思います。
― 「脳と心を支配する物質(生田哲著)ソフトバンク・クリエイテイブ社発行」から抜粋―
1. メラトニン 対 セロトニン
(1) 光が遮断されると、真っ暗になると、脳の松果体からメラトニンが分泌され、体温が下がり眠くなる。 メラトニンは寝つきをよくする。 メラトニンは鬱を防ぐ。
(2) 明るくなって来ると、松果体は、メラトニンの生産を中止し、セロトニンを作り始める。目覚め気分がよくなる。
→ 身体は、太陽の光にコントロールされている。
(3) メラトニンを作るのは必須アミノ酸のトリプトファン。食べ物に含まれるトリプトファンが、セロトニンを経由してメラトニンになる。
(4) トリプトファンは、普通の食事にはごくわずかしか含まれていないため、特に不足しやすいアミノ酸。 多く含まれている食べ物は、ピーナッツ、バナナ、アーモンド、牛乳、チーズなどである。
2、 亜鉛不足で凶暴になる。(実験結果)
現代人の亜鉛不足の原因。
(1) 精製されたものを食べる習慣 ← 食品原料から、亜鉛が取り除かれてしまう。
(2) パン・小麦、インスタント食品中のフイチン酸は、亜鉛と結合して、亜鉛の吸収が妨げられる。
亜鉛不足にならないためには、カキ、玉子、豆類、ブラウンブレッド(未精製の小麦粉で作ったパン)など、食べると好い。 以上
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