蕎麦屋さん、家族全体で働く姿の感動、
先週の日曜日の午前中、調布で開催中の写真展を見に行った帰り、昼食に立ち寄った蕎麦屋さんの光景が、ほのぼのとして、とても心地よく、印象に残った。
調理場が、店の席から見え、中で働くお父さん、皿洗いのお祖母ちゃん、客席係りにはお母さんと、小学2年~3年生くらいの女の子が笑顔で水を出してくれたり、また幼稚園生くらいの男の子も、笑顔で簡単なものを運んでくれたり手伝いをしてくれていた。
祖母ちゃんや、親子が、みんなまとまって、仲良く、一緒に店を切り盛りしている様子が、微笑ましく、また、羨ましいくらいだった。
私も、九州の実家では、昔、飲食店もやっていたが、子供の頃の私には、手伝いが嫌で、サラリーマンの家庭がとても羨ましかった。
今思うと、親子で、働ける自営業って、素晴らしかったんだなーと想う。
当時の両親の様子を想い出す。会社員もしながら、貸本屋・文房具屋、飲食店など、夫婦協力して、色んな商売をやって来た両親は、共に満洲の苦労を経て来た経験からか、生きて行く術に於いては、筋金入りの、逞しさがあった。 家族全体、一所懸命に生きていたなーと想い出す。
調布で立ち寄った蕎麦屋さんの光景が、何故か、懐かしい光景のようにも想えた。
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