ビフィズス菌への感謝、生物多様性への感謝、
今月は、ビフィズス菌のことや、生物多様性による地球の健康のことなど、勉強してみました。― 「人体常在菌の話(美人は菌で作られる) 青木犀著、集英社新書」 ―
1.有益菌の代表: ビフィズス菌の働き: (1)ブドウ糖の分解: 乳酸や酢酸を作り、腸内を酸性に保つ → アルカリ性を好む病原菌の増殖を阻む。 (2)腸内のお掃除: 腸内の腐敗を抑える。 (3) ビタミンを作りだす: 体内にビタミンB 群、ビタミンK などを作り出す。 (4)免疫力の向上: ビフィズス菌自体も、侵入してきたウイルスや菌に攻撃をしかけ、免疫力を上げる。
2.ビフィズス菌によく活動してもらうには: (1) 海藻・根菜・芋・豆を含む野菜類、それにオリゴ糖を一緒に摂った方が好い。 (2) オリゴ糖を作る食物 → キナ粉・バナナ・タマネギ・ゴボウ、など。
3.睡眠不足で、何故皮膚がボロボロになるのか? : (1) 皮膚の新陳代謝に必要な成長ホルモンは、午後10時~午前2時までの間、活発に分泌される。 (2) 睡眠不足が続くと、体力保存のため、血液が皮膚へ行き渡るのが後回しになり、皮膚の栄養分が足りなくなる。 (3) 睡眠不足で緊張状態が続くと、男性ホルモンが増加、皮脂量が増え、アクネ菌が活動、ニキビの原因となる。
4.自然は、ストレスに効く最高の薬: 森や湖や川や海には、あらゆる菌がうまくバランスをとりながら暮らしている。 それが、地球の肌である土壌の健康である。 生物界は、多様であるから健康。 (それが自然の安らぎ) 菌の状態も、まさに、虫や鳥と同じ。多様性があることが、土にも身体にも抵抗力をつける。身体の菌の多様性が無くなると、アレルギーや、病気になったりすると考えられる。
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