想像する力に抱かれて、
台風、雨の後の、丘の上から見る街の清々しさ。雲は動かず、陽の光がさす早朝。小鳥の声は、いのちの声。
嵐があるから、また新鮮に生まれ代わる。夜があるから、この早朝の静けさも清々しさもある。
静かな清々しい朝に、人は、前夜の雨も嵐も想像することができる。静かな朝に、嵐の夜も想像することができる。
想像する力は、楽しかった想い出の場面を、今すぐ、脳裏に現実のように蘇らせることもできる。
想像する力に過去も現実も未来も区別は無い。想像する力には、距離など存在しない。
想像する力は神のような力と感じる。全ての安らぎのもと、万能の力。
私は、想像する力の恵みで、どのような状況になっても生きて行けるような気がする。
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