「有ると無い」が無かった時代への旅、時空を越えて、
じっとする、全てを休む、これが禅。
濁った知性(波)には必ず対象がある、対象が無くても知るのが純粋知性(大海)。純粋知性は身体と心に属していない。純粋知性のもとに身体と心ははらたく。
名前あるものは死ぬ。本質(純粋知性)は死なない。
「有ると無い」が現われる以前の世界がある。白と黒が現われる以前の世界があった。白黒偏ることが矛盾。白黒、何れにも計らわず、いずれの極にもとどこうらない。両極に別れていても、その統一性を一元世界と云う。シーソーのように常に平にする世界、矛盾を統一しようとする力、これが愛。
一元世界に於いては、「私と私のもの」が重荷となる。
白黒が現われる以前の世界に戻る。「有ると無い」が共に無かった時代がある。
宇宙は愛である。愛は取引をしない。虚空世界からエネルギーが放出されて、矛盾が統一されて行く。
あるのは自由と安らぎだけ。無条件に大丈夫の世界。
昨日の住職の話は、時空を越えた旅。
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