東京で、会社帰りの露天風呂の怪、
最近、私は、東京から横浜への会社帰りに、川崎・矢向で趣きのある露天風呂に入れることを知った。
それは、川崎から南武線の矢向で下車、住宅地の中に、ポツンと現れる温泉。
大きな味噌樽(直径2メートル)の浴槽もある。素朴な木造の建物、歩くとメキメキと音がする廊下、廊下にはホタルの飼育箱もある。 木造の大浴槽は、諏訪の祭りの御柱が持ち込まれて、威風がある。
露天風呂は、草木もあり、岩がごつごつとして、笠のついた素朴な電球の照明も心地好く抑えられ、山中の隠れ家にでもいるような気持になれる。
そんな、温泉・露天風呂に、会社帰りに寄れるとは、今でも、キツネにつままれたように不思議に想う。
(2013年8月2日の記)
Comments